暗愁

感情備忘録

彼女とわたし

彼女に初めて「死にたい」とこぼしてしまった時に

「死んじゃう…」
と、彼女に泣かれてしまった

あぁ…この子は、「死なないで」なんていう無責任な言葉は使わないのか

この子はきっと、言葉を大切にしている
言葉のもつ重み
そして、言葉が誰かの辛さになることを知っているのだろう


この子はすごいな、と思った


そして、なんの音も漏らさずにただ静かに涙を流した彼女は
いつもより小さく見えた